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社会不適合者こそイラストレーターになるべき?イラストレーターになる方法をご紹介!

「自分は社会不適合者だ…」と考えてしまう人ほど、働くことに抵抗感があると思います。
毎日の通勤や職場での人間関係などを考えると、うまく働けるかどうか不安を覚えてしまうのも無理はありません。

しかし会社に勤めるだけが仕事ではありません。自分の得意を活かして仕事にすることもできます。
特に、絵を描くことが好き・得意という方は「イラストレーター」を目指してみるのはいかがでしょうか。
今回の記事では「イラストレーター」という仕事に興味がある方に向けて、イラストレーターのなり方や向いている人の条件についてご説明いたします。

 

◼︎そもそもイラストレーターってどんな仕事?

「イラストレーター」とは、クライアントの依頼を受けて、Webサイトやチラシ・書籍などの紙媒体の挿絵や漫画を描く仕事です。

フリーランスとして活躍している方が多く、イラストを描く環境さえ整っていれば在宅で仕事することも可能です。
クライアントから指示された納期に間に合うのであれば、自分の好きな時間帯に働けることも魅力です。

そのため、会社勤めに抵抗があったり、社会に出ることに恐れがある方にはぴったりの職業と言えます。

 

◼︎どんな人が向いている?

◼︎とにかく絵を描くことが好きな人
イラストレーターは、あくまでクライアントからの依頼に合わせたイラストを描く仕事です。
ですので、自分の描きたいものを好きに描ける仕事ではありません。
時には、自分の望まない作風のイラストや、自分にとって興味のない分野のイラストを描かされることもあります。

そんなことが苦にならないほど、とにかく何でもいいから絵を描くことが大好きなことが、イラストレーターになるための第一条件です。

 

◼︎実績がある人
自分のイラストの腕に自信があったとしても、それを証明できる「実績」があると求人応募の際に有利です。

具体的な例のひとつとして、まずはコンテストやコンペなどに参加し、そこで結果を残すことが挙げられます。
そういった公募で賞を取れれば、客観的に見ても「絵が上手い」と評価される程の腕前であることの証明になります。
インターネットから応募することが可能ですし、賞を取れたら賞金がもらえる公募もあるので、腕試しにぜひ参加してみて下さい。

実績をつける別の例として、オススメな方法は、SNSでイラストを公開することです。
Instagramやpixivなど、イラスト・画像投稿サイトで自身の作品を公開し、ファンを増やすことが実績づくりに繋がります。
実際、フリーランスのイラストレーターとして活躍されている方の中には、趣味でイラストをネットにアップしていたら、出版社の方からお声がけがあり、それをきっかけにイラストレーターになれたという方もいます。

公募に参加することでも、ネットにイラストをアップすることでも、どちらにしても共通して言えることですが、
自分の作品を出し惜しみしないことが、実績を作るために肝心な心がけです。

 

◼︎コンスタントに絵が描ける人
イラストを描くことに限った事ではありませんが、ひとつのことを続けることには相当な根性が必要です。
クライアントに「この人は仕事がデキるイラストレーターだ」と思ってもらうためにも、習慣的にイラストを描くことが大切です。
それにより、多くの案件を受注することができ、それに伴ってイラストレーターとしての信頼や実績も身につきます。
また新しい仕事にチャレンジする機会に繋げることができます。

公募への参加や、ネットにイラストをアップすることも同様です。
受賞のチャンスを掴んだり、認知度を広げるためにも、定期的に自身のイラストを世間にアピールすることが大切です。
このように、仕事としても個人的な活動としても、同時並行しながらイラスト作成を継続できる人がイラストレーターに向いています。

 

◼︎イラストレーターになるには?

イラストレーターは、免許や資格がなくとも、絵を描く環境さえ揃っていたら誰でもなれる仕事です。

ただし、収入を得られるようになるには、「絵が描ける人材」として世間に認知される必要があります。
昔は出版社に持ち込みをし、編集者にポートフォリオ(過去の作品をまとめた作品集)を見せ、自分を売り込むことが一般的でした。
他の職種に例えると「営業職」に近いかもしれません。
そのため、昔はイラストの技術だけでなくコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が重視されていました。

ですが、現代はインターネットを利用して、直接の対面や営業活動ではなくポートフォリオの送付やメール・チャットでのやり取りで選考が進む場合もあります。
そういった意味では、昔より応募するハードルが低くなったと言えるでしょう。
具体な受注方法としては、求人サイトで探したり、クラウドソーシングサイトを利用して案件を探すという方法があります。

実績がある程度身についたら、早速ネットを介して求人に応募してみてはいかがでしょうか。

 

◼︎まとめ

以上が、イラストレーターのなり方や向いている人の条件についての説明でした。
イラストレーターという仕事は競争率が高く、仕事を受注されるまでの道のりは大変です。
しかし、もし安定した受注を得られるようになれば、自分のペースで働けることも夢ではありません。
この記事が、イラストレーターという仕事に興味をお持ちの方のお役に立てれば幸いです。

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