毎朝の通勤時間や、残業、職場での人間関係や賃金の低さ…。
社会不適合者の自覚がある人ほど、従来の働き方に不満があることと思います。
そんな方にこそおすすめしたいのが「エンジニア」関連のお仕事です。
IT市場の拡大が進む現代において非常に重宝される職種で、その分賃金も高い傾向にあり、フリーランスになれば自分の好きな時間に働くことも夢ではない職業です。
今回は、そんな「エンジニア」という職業を、社会不適合者の自覚がある方にこそをおすすめしたい理由を3つご説明いたします。
■そもそも「エンジニア」とは?
エンジニアとは一言で言うと「IT分野の技術者」であり、エンジニアリング(工学)に関する専門知識・技術を有する技術者のことを言います。
具体的な職業名を挙げると、プログラマー、システムエンジニア(SE)、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア…など、多岐に渡ります。
これらエンジニアリングに関わる技術者を総称して「エンジニア」と呼びます。
どの職業を目指すかによって必要なプログラミングスキルや、使用するプログラミング言語(コンピューターに命令する為に入力する文字列)が異なりますが、この記事では、先に挙げた職業を総まとめした「エンジニア」を用いてご説明していきます。
もし、エンジニア関連の職業を志望している方は、以降の「エンジニア」表記を、希望する職業名に置き換えてご覧ください。
■社会不適合者にこそエンジニアがオススメな理由
①スキル習得から就職まで自宅で完結
エンジニアになるために必要なスキルは、基本的なIT知識やプログラミング能力、論理的思考力など様々です。
これらは決して簡単に身につけられるスキルではありません。
しかし、スキル習得に向けた学習サイトやオンラインスクールがインターネット上でも数多く展開されているため、スキル習得の機会を獲得するだけであれば自宅で容易に出来ます。
また、無事スキルを習得することが出来れば、実際に求人に応募して就職活動に挑戦が可能です。
エンジニアはIT分野に特化した業界であることもあり、求人を応募している企業によってはリモート面接を実施し、来社の必要が無い場合もあります。
このように、スキル習得から就職まで、場合によっては家から一歩も出ずに完結することが可能なのが、エンジニアをおすすめしたい理由のひとつです。
②求人数が多い
レバテック株式会社による調査によると、ITエンジニア・クリエイターの正社員求人数は増加傾向にあるようです。
中でも、IT市場の拡大により、エンジニアの需要が高まり続けている今日において、まさに狙い目の職業とも言えるでしょう。
これだけ求人数が多いと、リモートワークが可能であったり、フレキシブルタイムを採用していたりと、ご自身の望む働き方に合った求人が見つかるかもしれません。
参考:https://levtech.jp/partner/guide/research/detail/282/
ただ、正社員として働くとなると、気になるのは「会社でのコミュニケーション」です。
普段の日常会話や、いわゆる接待や飲み会への強制参加などの有無が懸念されます。
これについて測定したデータは調べた限りでは存在しませんが、会社によっては、飲み会の強制はしなかったり、黙々と作業することが多いため物静かな人が多かったりするようです。
所によっては、チャットだけで会話を完結させる職場もあるそうです。
ですので、新たに求人を募集する際も、コミュニケーション面において「明るい」「元気がある」といった性格面の特徴はあまり重視されず、とりあえず疎通が出来ればOKな求人も珍しくはありません。
「IT」という先進的な分野を扱う職業ゆえ、会社での人付き合いに関しても、自由な考え方を持っている会社が増えつつあるのかもしれません。
そういった側面でも、社会不適合者の自覚がある方には、エンジニアへの就職・転職をおすすめします。
③スキルを磨けばフリーランスを目指せる
エンジニアとして実績を積み、スキルに磨きをかければ、独立してフリーランスを目指せます。
フリーランスになれば、働く場所も時間も、自分の好きに決められるのも夢ではありません。
エンジニア関連のフリーランス求人数に関しても、正社員求人数と同じく、数多くあるようです。
エンジニアの正社員採用競争は激化していることもあり、企業側が正社員のエンジニア離職防止に努めているため、融通が利くフリーランスのエンジニアは重宝されるようです。
ただし、フリーランスになると、源泉徴収や確定申告、国民健康保険への切り替えなど、これまで会社がやってくれていたお金関連の手続きなどが必要になってきます。
そのため、フリーランスを目指すのであれば、経理や税金関連の情報収集を欠かさないにしましょう。
■まとめ
以上が、社会不適合者の自覚がある方にこそ「エンジニア」をおすすめしたい3つの理由でした。
日々進化する情報社会において、エンジニアに求められるスキルは日ごとに変わります。
そういった意味では、就職前後を問わず、毎日の情報収集や勉強を課される職業ですが、それさえできれば優遇されます。
また、あわよくばフリーランスになって自由を獲得できるという、「社会」に対して抵抗感がある方にはありがたい職業でもあります。
ですので、この記事を読んでエンジニアに興味が湧いた方は、ぜひエンジニアへの就職・転職をご検討されてはいかがでしょうか。